クライアントさんから看取り士というものがあるーときいた。
死がまじかの方に寄り添い旅立ちをお手伝いする。
看護師のクライアントさんは訪問看護の現場で看取りに立ち会うことが多く
感じるものが多々あること
看取り士に惹かれると話してくれた。
人がまさにいま亡くなろうとする家はパワースポットのようなエネルギーに満ちているとも……
この世に誕生するとき祝福される
亡くなるときも祝福されてしかるべし…
と、わたしはおもう
ありがとう
がんばったね
たくさんのことを乗り越えて生ききったね
ご苦労さまでした
ありがとう
こんな言葉をかけてあげたくはならないだろうか…
死について 家族が話し合わなさすぎる
日常 死について考えなさすぎる
と彼女は言う
まったく同感だ
誰にとっても
死が訪れるのはいますぐ
である 可能性は 常にある
真剣に死について おもうとき
いのちがきわだつ
いま なにが いちばん 大切だろうか?
そう思うと
大抵のことはどうでもよくなり
いまを 純粋に
命を生き切ることだけが
よりよく生きること だけが
うかびあがる
心の中のガラクタに とりあってる暇はない…
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