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  • 執筆者の写真Matsumi

生徒さんへのアンケート

・・・地元でヨガを伝える自分のイメージがずっと掴めず、来てくださる方のニーズと自分が伝えられることの接点を何年間も手探り状態。講師をつとめる場合は呼んでくださる場のニーズに沿えばいいので焦点を掴みやすいけれど多様な人が集まる場合、皆、目的も心身の状態も様々。何を聞けばいいのかアンケートの文面も書けず・・・ようやく焦点をまとめてアンケートを作り、皆さんに書いてもらいました。 「体操としてのヨガだけでいい」と答えた人は一人のみ。よく聞いてみると「ヨガの精神性は難しそうだから・・」と。 「体は魂の乗り物・ヨガ本来の自分を見つめて本質に沿って生きる・とか そういうことに関心がありますか?の問いには「よくわからない」という人が数人。 とはいえ、全員が「自分のことを知りたい」 そして概ね「元気な体でいたい」「穏やかな心でいたい」 「必要と思えば自分を変える勇気や工夫、努力をしたいですか?」との問いには 全員「はい」 なんだかほっとした。何年もかけてこういう話ができるようになったのかも。。。 お正月明けのレッスンは大変な状況になってるメンバーが複数。パートナーや親が介護や看護が必要になりヨガの参加もこれまでのようにいかなくなりそう~と 「大変な時こそヨガの知恵は役に立ちます」と話しました。 たとえクラスに出る回数が激減したとしてもこれまでやってきたことを どう日常に 人生に活かすのか 大変な時こそ発揮するとき・・・と。 認知症になったとしても魂はすべてをわかっている。 病も同じ。死の瞬間、もしくは死後に自分の人生を俯瞰・把握する。今生の魂の進化成長の視点から家族に接してあげることの大切さ。現世の辛い・悲しい・かわいそう・大変・哀れ なんて視点は魂の成長の足を引っ張ること。そしてスピリチュアルな視点抜きには人生は困難になることも。

書物の知識ではなく自分が自分の人生で得てきた事々。自分のトラウマや痛みや自己卑下にうんざりするほど翻弄され、向き合い、家族の病に向き合い、次々看取ってきたなかで得てきたもの。全てを俯瞰する視点は誰の中にもある。私たちの本質だから。そこに立ちたいと思うかどうか・・・だけ。 不自然なポジティブシンキングは自分をごまかす。本質的に救われない・・・なんちゃって・・・それはさておき・・・みんなの本心が聞けて良かった。やっと指針を組み立てられます・・・

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