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執筆者の写真Matsumi

無 になる力

更新日:2018年11月9日

思考を使わず ただ 無 ・ 空 のとき


裡なる知恵というか ハートの声が聞こえる 特別な修行は要らない


何年も前 ヨガをやってみたいーと1人のご高齢の女性が参加された。


当時クリニックのなかでヨガを教えていたので 鬱気味の患者さん

ということで院長に勧められてナースと共にヨガの部屋にいらした。


入るなり半分泣いていて

「長年一緒に暮らしていた愛猫が亡くなってしまったー

愛猫に私が依存していたーとわかっていたけど 先立たれて辛くてたまらない。

私が先に死にたかった…」


と繰り返し涙を浮かべて話された。


それでも無事ヨガを終え 表情が軽くなっていたので


「初めてのヨガ、いかがでしたか?」と声をかけると


「はい、大丈夫です・・・全てを任せる…と」


もっと大きなものを信頼し、委ねる

というような意味のことを話された。


すごいなぁ… やはりその人に必要な気づきは訪れる


つい最近も大きなストレスを抱えていた方とヨガをした。


考えないこと 体に集中して思考を使わず

ただ ただ体の感覚を俯瞰するよう伝えて やってみた


終わってから

「そんなに こだわらなくていいーと …少し気持ちが楽になりました。」


無 になる力 外側からの知識や情報でなく 内側から聞こえる声はインパクトが違う


その人の真実の声だ なにより 強い


感情や思考はオーラの2〜3層 無 でもあるハートはオーラの4層

オーラの4層は 感情や思考よりエネルギーレベルが高い

思考や感情が静かになって ひたすら 無になっているとき

ハートの声や天界からのメッセージが届きやすくなる

わたしたちの存在の構造だから 特別な修行はいらない


考えすぎるのをやめ 感情の正当化をやめ ただ 俯瞰 客観視すればいい


(とはいえ 本当にそれに徹するのは

常に意識を精査してなきゃならない なかなか大変だ)


そういうことが 体系化されている一つが ヨガだと思う


・・・・・・


でも

感情の声がうるさくて仕方ないとき


ほんとうに自由になりたいのであれば


そこは見据えなくてはならない

その感情が実は何を訴えているのか


騒ぎ立てる感情の下に

自分がこだわっている思考がある


考え方の癖 こだわり 恐れ 執着 期待 etc


これをほどかずして 

自分の感情の正当化だけに走ると 堂々巡りの輪にはまる


癒す必要があれば その感情が生まれるに至ったことをしっかり癒し


勇気をもって いさぎよく 手放そう!!



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