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執筆者の写真Matsumi

ヨガでトラウマ

更新日:2018年10月25日

色々なところでヨガを教えているとこんな話をよく聞く


「体が硬いからみんなと同じようにできなくて・・」

「バランスのポーズで足がつってしまった」

「女優さんみたいに身体が柔らかくて凄いポーズはできない」

「瞑想の誘導についていけない 」


などなど 他にもたくさん耳にする


そういうのを耳にするたび 「なんだかなぁ・・・」と思う



わたしが完璧な誘導ができているわけではない けして


自分なりに学びと実践を重ねてきた


しかし ヨガに精通してる!・・・

とまではいえない


ヨガの世界はものすごく奥深い

そうそう簡単に精通できるレベルにはいかない


行者さんとてその人生をかけて悟りに至れるかどうか、

そこに至るまでいくつの人生を使うか…みたいな世界


ほんとに、極めたいなら

全てを捨ててインドに行って師匠を探すとこからやらなきゃならない


わたしはそれは選択しない


けど


自分自身の人生のなかで

できる限り 誠実に学び実践してきた


ヨガのなんたるか

は  自覚しており 

些少ながら身についている


伝えるときは

どんな方にもその真髄の一端は体験して頂けるように

常に自分なりに心を砕いている


ヨガの真髄はどんな方の人生にも

恩恵をもたらす可能性がある


さて

そこに立つと


耳に聞こえてくるお話

・・・それ・・ ・ ヨガ??? 


そして

そんな体験をされた方々は

「私はヨガは苦手」「私にはできない」 と 少なからず思うだろう


ヨガとは真逆の 比較競争の世界に

舞い戻ってしまう


いずれもヨガの真髄とは程遠い 


いまの時代 なんでもビジネスになってしまう

ビジネスが悪い~ということではなくて

「欲望」を刺激してくるものはヨガとは真逆の世界


しかしわたしたちの社会は長いこと比較競争に慣れきってるから

そういうものに 無意識に心が反応してしまう


そしてそこがビジネスに使われていく


どうか 情報や宣伝に惑わされず

自分のこころとからだで 真実を見据えてほしい


自分の心の声を聴いてほしい・・・


からだは叡智に満ちている


「比較・競争・優劣」とは次元が違う叡智に満ちている・・・

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