たまには ダンスのカテゴリーを書こう・・と思って書き始めたらめっちゃ長くなり始めたので 要点だけ・・
田中泯さんの稽古場にいたころ
ある駆け出しのフラメンコダンサーがギタリスト同伴で踊りに来てくれて
初めてフラメンコを観た。 「うわ~~やってみたい~~!」と感激
フラメンコは感情表現がダイレクトな踊りだと思う
それも面白かった
良い師(故・割鞘憂羅)に巡り合い
フラメンコを学びタブラオや舞台にも出させて頂いた
けど人前で踊るのはものすごく大変な事(時間も費用も膨大に必要だし)
数年間一生懸命練習したけど ちっとも上手じゃないし 自分の限界はすぐにわかった
貴重な経験をさせて頂いたこと
協力してくれた方々に心から感謝している
けれど 私は舞台で踊ることより
人が踊りだす事そのものへの関心が深まるばかりだった。
それでも生徒さんを教えるようになってみて 思うことがいっぱいあった
子供の頃から踊りの基礎をやってたとか
要領よく振り付けを覚える才能のある人は別として
大人になってから振り付けを覚えるのは すごく大変
振り付けを必死に覚えるうちに「踊ってみたい~~」と思っていた気持ちが
だんだん萎えてしまうというか
上手・下手の世界に陥いってしまうことに 根本的に違和感があった
即興的なボディワーク ダンスワークやボディサイコセラピーをやってくる中で
体と心の関係を沢山観るようになった
人にはいろんな心や体の在り方がある
そういう経緯から振り付けをみると
「この人がこの動き方ができるようになるには何万回やったらできるんだろうか?
心のこういうことがこの動きに関係してるだろうから
意識が変わらないとこういう風に動くのは難しいだろうなぁ・・」 とか
「この人は無難に動けてるけど これを‛踊り’にするにはどうしたらいいか?」とか
振り付けが先にあるんじゃなくって
この人の体と心にもっとフィットした踊り方があるんじゃないか???
そんな試行錯誤からだんだん怪しいレッスンになっていった(続く・・)
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