シニアのヨガは色々な体の方がいらっしゃいます。
脳疾患による片麻痺、パーキンソン病、脳梗塞、脊柱管狭窄症、膝関節症、腰椎すべり症、認知症、軽度の鬱、高次脳機能障害、高血圧、糖尿病etc etc(覚えきれません)
はじめはビビりました。医療の専門家ではないですから・・
でもたくさんの方々とお会いする中で病気を観るのではなく その人を観ています。
頸椎の狭窄があり、首を回せない方がいました。2年ほど通われたでしょうか・・「せんせい、前より首が回るようになってきました」と報告してくれていましたが 更に「せんせい、首がほぼ回るようになりました!ここでやってることを家でもちょくちょくやっているんです。そしたらどんどんよくなって・・この間主治医がレントゲンとってくれて、‛筋肉がついてきたから、もう首を回せるよ。大丈夫だからぐるってまわしてごらん‘ って言われました! でも怖くてまだそこまではできないんですけど・・・」と とても嬉しそう。
参加される方の喜びが何よりうれしい。
デイサービスでもよく声をかけられる
「せんせーのヨガに出られてよかった。体が動くようになったよ。前はこんな風に動けなかった。せんせーに出会えてなかったらどんなになってたか・・・いまはね夜中もトイレにちゃんといけるようになった。ほんとによかったよー。じぶんのことだからね。できることはやらないとね」
こんな言葉をかけてもらうと 「生きててよかった」って思う。
自宅で自習する人は変化がはやい。失禁予防の体操を必ずやるのだけれど、この方はそれも自宅でせっせとやり、変化があると伝えてくれた。
からだがつらいと こころもつらい
からだがつらくても 心はしあわせ
は なかなかに達人の域かと・・・
だから体がまず楽になること
なんにつけ「よかった」って思えるようになること
小さな変化でも心が軽やかになれる
それを喜んでくれている言葉を聞くと やっぱりとっても嬉しい
ほんとはもっと意識に働きかけられたら‥と常々思ってるけど
そんな言葉を聞くと 自分の思いは一瞬で吹っ飛んでいく
わかっても わからなくても 光が届けばいい
光を届けられたら
といつも思う
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