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執筆者の写真Matsumi

うれしいこと

更新日:2019年10月6日

シニアのヨガは色々な体の方がいらっしゃいます。

脳疾患による片麻痺、パーキンソン病、脳梗塞、脊柱管狭窄症、膝関節症、腰椎すべり症、認知症、軽度の鬱、高次脳機能障害、高血圧、糖尿病etc etc(覚えきれません)

はじめはビビりました。医療の専門家ではないですから・・

でもたくさんの方々とお会いする中で病気を観るのではなく その人を観ています。


頸椎の狭窄があり、首を回せない方がいました。2年ほど通われたでしょうか・・「せんせい、前より首が回るようになってきました」と報告してくれていましたが 更に「せんせい、首がほぼ回るようになりました!ここでやってることを家でもちょくちょくやっているんです。そしたらどんどんよくなって・・この間主治医がレントゲンとってくれて、‛筋肉がついてきたから、もう首を回せるよ。大丈夫だからぐるってまわしてごらん‘ って言われました! でも怖くてまだそこまではできないんですけど・・・」と とても嬉しそう。


参加される方の喜びが何よりうれしい。


デイサービスでもよく声をかけられる

「せんせーのヨガに出られてよかった。体が動くようになったよ。前はこんな風に動けなかった。せんせーに出会えてなかったらどんなになってたか・・・いまはね夜中もトイレにちゃんといけるようになった。ほんとによかったよー。じぶんのことだからね。できることはやらないとね」


こんな言葉をかけてもらうと 「生きててよかった」って思う。


自宅で自習する人は変化がはやい。失禁予防の体操を必ずやるのだけれど、この方はそれも自宅でせっせとやり、変化があると伝えてくれた。


からだがつらいと こころもつらい


からだがつらくても 心はしあわせ 


は なかなかに達人の域かと・・・


だから体がまず楽になること

なんにつけ「よかった」って思えるようになること

小さな変化でも心が軽やかになれる


それを喜んでくれている言葉を聞くと やっぱりとっても嬉しい


ほんとはもっと意識に働きかけられたら‥と常々思ってるけど


そんな言葉を聞くと 自分の思いは一瞬で吹っ飛んでいく


わかっても わからなくても 光が届けばいい


光を届けられたら


といつも思う


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